しがないOLの日常

都内で働くその辺のOLが気ままに

急に思い出した話

今から7年前の2014年の8月下旬、私は人生で最大の挑戦に向けて戦々恐々としていた。

連日大好きなA.B.C-Zの動画を見漁って、押し寄せる不安からなんとか精神を保とうとしていた。(当時デビューして間もない時期だったのでそこまでDVD作品数もなく、とりあえずワーホリを見まくっていた記憶)

私の挑戦というのが、アメリカ留学である。

留学といっても語学留学や短期留学ではない。私の場合はアメリカの大学(カレッジ)に留学することになっていた。

結果的に2年間の留学で、Associate Degreeという学位を取得し日本に戻ってくることになるが、それはまた別の機会に。

 

とにもかくにも向こうは入学が9月だったため、8月は日本にいられる最後の月だった。

そんな不安だらけの私にとあるニュースが飛び込んでくる。

www.sandiegouniontribune.com

(検索して最初に出てきたニュースサイトを貼り付けました)。

日本人留学生がサンディエゴで交通事故を起こし、3人が亡くなった。

 

あまり詳細は記載しないが、この事件に関与した日本人の数人が知り合いだった。

助かった人、助からなかった人どちらにも知り合いがいた。

この事件のニュースを聞いたときは、まさかと思っていたが、知り合いがパロマカレッジに入学したことを知っていたし、私よりも早く日本を発って授業も早く始まることを知っていたため、もしかしてという気持ちになっていた。

 

不安は的中してしまった。

どうやって知ったのかはもう覚えていない。

ついこの前出発した同じような留学生が同じような留学先で亡くなってしまった。

衝撃だった。

ご両親のことも考えてしまった。

明らかに日本の大学に進学するよりもかかる金銭的負担を負って、またすぐに駆け付けられない海の向こうの国に子どもを送る不安を振り払って、それでも子どもを送り出したのにこんなにすぐもう一生会えませんという結果はあんまりだ。

 

日本にいたとしてもいつ亡くなるかなんてわからないが、留学経験者として明らかに日本よりも身の危険を感じる場面は多かったし、親も心配しているだろうが自分自身でさえ大丈夫かと不安だった。

この事故のことを急に思い出して、多くは語れないがとにかく留学したい人に伝えたいのは、自分の身は自分でしか守れないことを心に留めておくこと。危険だと思ったらすぐにその場から離れること。

このご時世だからこれから留学!という人は少ないかもしれないけど、絶対によい経験になるはずだからたくさんのことに挑戦して人生の経験値を上げてほしい。

 

・・・という何も脈略のない話でした。